H24年 新卒向け!サノ・ファーマシーグループ座談会

当サイトに出てくるナビゲーター役薬剤師による座談会を開催しました。
色々な話題について語り合ったので、その様子をご紹介します。


司会進行:佐野 宏大(さの こうだい)
趣味:バスケットボール
好きな休日の過ごし方:お菓子を食べながら漫画を読む

参加者
  • 木村 真理(きむら まり)
  • 小森 陽介(こもり ようすけ)
  • 古川 幸恵(ふるかわ ゆきえ)

皆さん、入社して感じた学生の頃とのギャップってありますか?


小森 陽介
趣味:ゴルフ、スキー、カラオケ
好きなお酒:ハイボール

小森
普通の会社では一年目の新人として扱ってくれると思うんですけど、
薬局の場合は患者様から見れば普通の薬剤師と変わらないんですよね。
自分の中では少しずつ成長していこうと思うのに、患者様から一人前の先輩と同じように質問されたりするとやはり答えられない…。
その時は挫折を感じましたね。10%くらいしか薬剤師として働けていないな、と感じました。
習った成分名を商品名に照らし合わせて覚えないといけないので、それを覚えることから始まりました。
最初は全く覚えられませんでした。
古川
それは大きい。全然合致しないもん。
小森
僕達の頃は実習も1カ月だけだったので、その期間で十分な勉強をしようと思っても時間的に少し厳しかったんです。
しかも薬局実習は1年生の時が多く、卒業するころにはあまり覚えていない。更に実習場所は病院やドラッグストアなど様々で、知識に差が有るんですよ。
木村
確かに、病院は多かったですよね。

リフレッシュ方法はありますか?

小森
メリハリをつけることですね。佐野薬局は休みがしっかり取れるので。平日でも休みがもらえるんですよ。
他社より多くもらえていると感じます。
古川
私ももらえています、今は(笑)
小森
前にいた会社では六連勤も当たり前だったので…。
だから、最初に平日に休みがもらえると聞いた時はすごく驚きました。休みくれるんですか?!いいんですか?!みたいな(笑)
古川
前の会社ってそんなに忙しかったの?
小森
残業や施設の仕事が特に多かったなあ。佐野薬局は休みが多いというのが印象。

一番の失敗を教えてください。

小森
僕は前の会社の話になりますが、カプセルと顆粒の渡し間違いです。
ドクターに謝って結果的に済みましたが、薬の渡し間違いというのはやはりあります。
前の会社に比べて佐野薬局は鑑査が厳重なので、最初はそのシステムにうまく慣れることが出来ずミスをしてしまうこともありました。
今は方法を変えることでミスをすることはなくなりましたが、やり続けた習慣を変えることの難しさを実感しましたね。
ベテランになればなるほど、癖や習慣は抜けにくいものだと思うんです。
だから、若いうちから色々な店舗を見て回り、やり方を学び、その中から自分で合理的なものを取捨選択した人というのは、業務改善案などでもクリエイティブな意見を出せる薬剤師になれると思います。
薬局にとってはずっと居てもらって十分慣れてもらう方がありがたいんだろうけど、
会社としては全体的な視野を持った人の方が望ましいのかも、と思いますね。
古川
私はいっぱいあると思うんですけど、正直すぐ忘れちゃって…(笑)引きずらないんです(笑)。
木村
私は禁忌に気付かないで薬を渡してしまったことですね。
大学病院の二つの科から出ていたんですが、一緒に飲むとカリウム血症の恐れがある薬だったんです。
薬の相互作用をチェックするのが薬局の役割なのですが、見落としてしまっていました。
自分の不勉強を反省することも大事ですし、チェックする体制を整えるということも大事だと実感できました。
違う日に出ていたりもするし、大学側でチェックしているだろう、という油断もありましたね。
小森
そうなんですよね。わかりやすい禁忌と、わかりにくい禁忌がある。
全く知らない薬だとかえって不安で調べたりしますけど、中途半端に知っている薬だと逆に油断してしまうんですよね。
古川
確かに。
小森
知識のばらつきってどうしてもあるからね。
木村
添付文書をよく読みこまないと気付けないものも多いですよね。

では、嬉しかったことを教えてください!


古川 幸恵
趣味:スノーボード
好きなもの:お酒、B’z

木村
患者さんがドーナツを買ってきてくれたこと!ミスド!!(笑)
古川
それなら私が!いいことはすぐ思い浮かぶっていう(笑)
商品名が似ていて取り間違う薬ってあると思うんですけど、病院で出された処方を見て症状を患者様に確認した所、違うと言われて。
それを聞いて、先生が名前が似ていて薬効の違う薬を出してしまったと感じたんです。
それで問い合わせた所、やはりそうでした。その時は薬剤師として自分が役に立ったと凄く実感しました。
患者様からも「ありがとう」と言ってもらえて、三年くらい前のことなんですけど、未だによく覚えています。
小森
僕は薬歴なしで投薬できるようになった時ですね。
週に一回顔を合わせて、月に一回薬が出るとなると、過去の事も薬歴がなくてもわかるようになるんです。
いついつに出された薬、と言われてもお待たせせずにすぐに応対できるんですよ。
親身になって、かかりつけになれたのかなって。達成感が有りました。すぐに対応すると患者様も「やるな」って感じで。
逆にちょっと待って下さい、とお待たせするとその間隔が不安を与えてしまうと思うんです。
だから、質問されたらパッと答えられるようにしたいですね。
一同
うんうん。

朝礼で活用している経営理念手帳はどうですか?

小森
書いていることに納得することもあれば、何言ってんだ、みたいに思う事もあります(笑)
ただ、全体的にポジティブなことが書かれているので朝一で読むには丁度いい、心地よい文章になっていると思いますね。
木村
原点に返らせてくれるものだと思います。
わかっているんだけど、日常業務で出来ていないことを思い出させてくれる内容が多くていいな、って思いますね。
古川
最初に出来上がったのを見た時は、正直びっくりしました(笑)
店舗での実体験発表の時も最初は緊張しましたが、慣れるとそんなに気張らなくてもよくなりました。
小森
手帳の中で一番印象に残っている項は「ツイてる、ツイてる」ですね。題名のインパクトもありますし(笑)
木村
確かにあれはいいと思います。
一つミスをやってしまうとへこんでしまって、それを引きずってまた余計なミスをしてしまうので、
あそこで気付けて良かった、と思うことができればいいですよね。

どんな後輩が欲しいですか?


木村 真理
趣味:雑貨集め
好きなもの:お酒

小森
最初は仕事が出来なくてもいいので、吸収力がある人がいいかな。覚えが良くなくてもいいので、やっていくうちに少しずつ学んでいく。通り一辺倒ではなく、その理由や流れを納得し理解しながら学んでいってもらいたいですね。ゆっくり地道にでもいいので、成長していっている姿を見ることが出来たら、先輩としては嬉しいです。
古川
私は自分でも直したいところなんですけど、提案や自分の考え、意見というものをしっかり持った人になりたいし、そういう人が欲しいです。自分があまり物事をはっきり言ったりすることが得意ではないので、堂々と発言している人を見ると素晴らしいなって思います。
木村
私は社会人一年目のことを反省すると、素直な人が一番伸びるなって思います。先輩が「こうするといいよ」と教えてくれるのは、それなりの理由が必ずあるので、それを素直に受け入れられる人が成長すると思いますね。
それに納得できずに我を通してしまうと、後々になって間違いに気づかされることが多いので、実は私がそうだったんですけど。ですから、自分の特色を出したくなっても、まずそれは仕事に慣れてから。それと、先輩は一人ではないので、色々な人の仕事を見て、色々な良い部分を取り入れてもらえれば、きっといい薬剤師になれると思います。

最後に、将来的にどんな自分になりたいですか?

小森
何かを積極的に立案、発案していける薬剤師になりたいですね。
普段の職場で必要とされる薬剤師になることはもちろん、様々なプロジェクトを立ち上げ伸ばしていこう、という向上心のある会社なので、少しでも力になれるような人材になりたいです。提案などもただの思い付きではなく、エビデンスを持たせないといけないので、そのためにも知識や経験を積んでいきたいと思っています。
木村
日常の業務が十分ではないと感じているので、そのレベルを上げていきたいです。
私は化学物質が好きだったので薬剤師になったのですが、もちろんそういう知識も必要になる場合があるんですけど、一番求められているのは患者さんにいかに寄り添えるか、共感できるか、という部分だと思うんです。
病院に行っても治らない、良くならない、といった患者様も多くおられるので、そういった方達に対してどうすればもっとお役に立てるか、その点を追求していきたいと思っています。
古川
先程と同じなんですけど、自分の意見をしっかりと持ち、提案し、より良い薬局作りに貢献したいと思います。
あとは、年齢的にももっと後輩の指導などもしっかりできるようにしないといけないな、というのは感じています。どういう風に声をかけたらいいのか、といったことや、どういう風にアドバイスすればいいのかな、と悩むことも多いので、もっとそういう面もしっかりやれるようになれたら、と考えています。

皆さん、ありがとうございました!